「しのぶれど」「しののめ」に続く、京成の和歌シリーズ3作目。「宿りして 春の山辺に寝たる夜は 夢のうちにも 花ぞ散りける」紀貫之。「春の山辺に宿して寝た夜は、その夢の中にも昼間目にした花が舞い散るようである」という意味です。桜ピンクの花は株いっぱいに咲き春爛漫な雰囲気を作り出すため、「夢の中までも花が舞い散る」かのごとく、心深く人を魅了するバラです。2010年ぎふ国際ローズコンテスト銀賞、2011年第5回越後国際コンクールFL部門銀賞、他受賞。
<京成バラ園芸育種家 武内俊介氏 談>なんといっても香りが素晴らしいです。和の心を表現した桜のような、繊細な色の美しさに思わず見とれてしまいます。
引用:京成バラ園